大井町で暮らす家族の日記

大井町・4人家族・日々格闘の毎日

品川のビジネスホテルに来た変わったお客様

 

こんにちは。大井町の2LDK賃貸に住むホテルマンのケンタです。今日は私が働くホテルにやってきた変わった来客についてお話ししたいと思います。

私は品川区の大井町にあるビジネスホテルでフロントスタッフとして働いています。このホテルは東京都心に近く、JR京浜東北線東急大井町線などの駅からもアクセスしやすい立地にあります。そのため、出張や観光で様々な人が宿泊しています。

その中でも特に印象に残っているのが、先月やってきたある外国人のお客様です。彼はアメリカから来たという30代くらいの男性で、チェックインの際に「I'm a magician」と自己紹介しました。私は「マジシャン?」と思いましたが、彼は本当に手品師だったのです。

彼は部屋に入る前に、私にカードトリックを見せてくれました。彼は私にカードを選ばせて、そのカードを当てるというものです。私はカードを選んで、彼に見せずに戻しました。彼はカードをシャッフルして、私の目の前で一枚ずつめくり始めました。

「これだ!」と言って彼がめくったカードは、私が選んだカードではありませんでした。私は「違います」と言いましたが、彼は「本当か?」と言ってカードを裏返しました。すると、裏面に私の名前が書かれていました。私は驚きましたが、彼は笑って「マジックだよ」と言いました。

彼は部屋に入るときも、ドアノブを触るときに火花を出したり、部屋番号の札を消したりするなど、色々な手品を見せてくれました。彼は「これから日本各地でショーをするんだ」と言って、自分のパンフレットを渡してくれました。パンフレットには「The Amazing David」という名前が書かれていました。

彼は翌日チェックアウトするときも、私に手品を見せてくれました。彼は私にコインを渡して、「これを握って」と言いました。私はコインを握りましたが、何も起こりませんでした。「開けてみて」と言われてコインを開けると、コインが消えていました。代わりに指輪が出てきました。

「これは?」と聞くと、「これは君へのプレゼントだ」と言って笑いました。「ありがとう」と言って指輪を受け取りましたが、それは本物のダイヤモンドだったのです。「これ本物ですか?」と聞くと、「もちろんだよ」と言ってウインクしました。

彼は「じゃあね」と言って荷物を持って出て行きました。私は彼が行った方向を見送りながら、「本当に不思議なお客様だったな」と思いました。指輪も本当に本物だったらどうしようと思いましたが、後で調べたらニセモノでした。でも、それでも彼の手品は素晴らしかったです。

私は今でも彼のパンフレットを持っています。彼は日本各地でショーをすると言っていましたが、果たしてどうなったのでしょうか。もしまた会える機会があれば、また手品を見せてほしいと思います。